価値観の教育
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価値観の教育

2013年08月09日(金)9:31 PM

こんにちわ。FCSのスタッフ くわむらと言います。

現在は、関東の方で、大学と高校で教育現場に関わらせてもらいながら

 

シンガーソングライター、Kaz Kuwamuraとしても活動をしています。

 

 

 


こんな僕も不定期ですが、ブログを書いていくことになりました。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 簡単な自己紹介をしますと。

僕は現在は関東に引っ越しをしたのですが、2013年の3月まで関西にいました。

 

近年は複数の大学と高校で非常勤として働かせて頂いていました。

 

 

 

 

 

 

 


FCSが主催するstudy tourに僕自身も3年前に参加をし

 

 

 

衝撃を受けたのでした。

 

 

 

もう少し具体的に言うと、価値観が揺さぶられたのでした。

 

自分が何をすべきなのか。

 

 

 

いかに残された時間を使うべきなのか。

 

 

 

いや、使わなければいけないのか。

 

 

 

毎回、大きなパンチを心に食らいました。

 

 

 

人生観が大きく動き出す衝撃を。

 

僕は29歳の時に受けたのでした。

 

 

 

 


そして。この衝撃を。

 


是非、もっと僕が体験した年齢なんかよりも、もっと早い時期に。

 

 

 

そのような思いで。

 

 

 

代表の原と共に

 

 

 

 

 

 

study tourに微力ながら関わらせてもらってきました。

 

 

 

いつも

 

 

 

ツアー終日が近づくに連れて

 

参加者の方々、学生から紡ぎ出される

 

 

 

真剣な言葉

 

 

 

に胸を打たれます。

 

 

 

彼らの心の中に、確かに

 

 

 

今まで、黒板の前に受けて来た

 

 

 

教育では得られなかった衝撃を見るからです。

 

 

 

 


真剣に自分自身を見つめ直し

 

 

 

発見し

 

 

 

時に、涙し

 

 

 

まず日本に帰って自分が何をするべきかを

 

 

 

考えている、学生の姿を見ると

 

 

 

こちらも込み上げてくるものがありました。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 


心の底から、熱くなります。

 

 

 

 


僕が教育現場に関わって

 

 

 

 


したいことの大きな「核」がここにあります。

 

 

 

 


それは、単純な言葉で

 

ざっくりと表すのなら

 

 

 

「価値観」の教育なのだと思います。

 

 

 

 


「価値観」の教育が

 

 

 

全く成されていない。

 

 

 

とは言いませんし、もとより僕がそれをどうこう言う資格はありません。

 

 

 

ですが

 

 

 

 


偏差値原理主義の教育現場の中で

 

 

 

 


ともすれば大学受験が、人生の最終ゴールであり勝敗の鍵を握っているかのような実情があります。

 

 

 

また、受験がゴールではなく、その先を見据えて

 

 

 

と言いつつも

 

 

 

その先を、

 

 

 

しっかりとした

 


vison、価値観を持って

 

 

 

主体的に

 

 

 

まずは、一番身近な大人=教師が

 


生きていなければ、、、

 

 

 

 


結局のところは

 


どれだけ文部省がカリキュラムを改変したりしたところで

 

 

 

 


その内実を決定するのは

 

 

 

 


大学入試であり

 

 

 

 


そして

 

 

 

生徒と第一線で関わる

 

 

 

教師の価値観や、滲み出る品性によって

 

 

 

決まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

僕が高校時代。

 

 

 

 

 

 

世界の実態についても無知でした。

 

 

 

近代史も知りませんでした。

 

 

 

幸福ってなんだろうか、とか

 

 

 

生きる意味ってなんだろうか、とか。

 

 

 

使命観

 

 

 

とか。

 

 

 

そんなこと考えたこともなかった。

 

 

 

 


もちろん、お世話になった大好きな先生は沢山います。

 


多くを学びました。

 

 

 

 


でも、今、そういった

 


問題意識を持たれている先生方は

 

 

 

まだ、やはりこの国では

 


少数派なのが現実。

 

 

幸い、僕の周りには、

 

そのような熱い思いを持たれた先生が、関西にも

 

 

 

そして東京でもおられ

 

現在進行形で

 

そのような先生方と出会っています。

 

また教育業界の

 

 

外側で活躍される方々に、

 

こういう人が教育現場で

 

生徒や学生に出会った欲しいなあと思う方がいます。

 

東京に来てからも

 

素敵なキラキラした目で夢を語る企業された方。

 

 

確固たる信念を持って、

 

 

 

学生への愛情を惜しまない英語教育従事者。

 

カウンセラー。 コンサルタント。

 

多くの方々と出会いました

 

 

 


「価値観」の教育。

 

 

 

非常に重要です。

 

 

 

 


現実の生活としての。経済問題。の改善。

 


絶対に必要です。

 

 

 

 

 

 

でも、国会の現場で。

 

 

 

 


政治家が、熱く。

 

 

 

何が、どうなれば、

 

 

 

人として

 

 

 

「幸福」なんだろうか

 

 

 

豊かな「国」になるっていうのは

 

 

 

どういうことなのか。

 

 

 

 


そういうの。

 

 

 

ガチで話しあったりしてるの

 

 

 

見たいなと、僕は本気で思うんです。

 

 

 

政策の本質の奥底に

 

 

 

明確なはっきりとしたvisionの根っこが見えなければ。

 

 

 

政策がいざ、さあ現実になったとき。

 


マニフェストが例えば現実化したとき

 

 

 

 


本当にその人は幸福になったと言えるのか。

 

 

 

真実の「笑顔」は

 

 

 

 


その政策が実現された先にあるのだろうか。と。

 

 

 

 

 

 

僕は

 

 

 

 


「share」を重要視する価値観

 


「誰かを、自分のように、あるいは自分以上に大切にする」価値観

 


「自分の可能性」を信じる価値観

 


「他者の可能性」を信じる価値観

 

 

 

「夢、使命感」に生きる価値観

 

 

 

を持った人で

 


この国が溢れたら

 

 

 

 


凄いことになると思っています。

 

 

 

その為には。

 

 

 

 


そういう、価値観が体の中に

 

 

 

自然に刻み込まれた

 

 

 

キラキラした

 

 

 

大人が。

 

 

 

まずは、大人が、先陣を切って

 

 

 

前に進まなきゃ行けない。

 

 

 

そう思います。

 

 

 

 

 

 

このstudy tourは

 

 

 

例えば

 

 

 

そんな大人や

 

 

 

あるいは

 

 

 

そういう風に変わって行く

 

 

 

仲間。

 

 

 

そして自分自身に

 

 

 

出会える場所だと思います。

 


僕が最初に出会ったとき

 

 

 

原裕二、奈々子という存在は

 

 

 

まさにそのような存在でした。

 


彼らはこんな僕を、同じ様に思ってくれている。嬉しい。

 

 

 

そして、ツアー中。多くのキラキラした学生に出会えました。彼ら1人1人との出会いは

 


僕にとって財産。

 

 

 

 


もうすぐ、2013年度夏の、study tourが始まりますね。

 

 

 

今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。

 

 

 

 


参加される方々の

 

 

 

人生が激しく揺さぶられ

 

 

 

そして動き出す、きっかけと

 

 

 

なるのだと思うと

 

 

 

もう、想像しただけでワクワクしてきます。

 

 

 

 

 

 

 


最後に。

 

 

 

 


2010年春、僕自身もフィリピンに行った時に

 

 

 

今もスタッフとして

 

 

 

現地での活動のサポート、リサーチに携って下さっている

 

 

 

志をもつフィリピン人の

 

 

 

アルマさんに僕は、気になってこのように質問したんです。

 

 

 

 

 

 

「アルマさん。このフィリピンの貧困の現実を見て僕も衝撃を受け言葉を失いました。

 


 同時に様々な取り組みが成されていることも知りました。

 


 アルマさんは、「何が」が「どのように」なったとき、この国は回復した、真に幸福になった、と言えると考えていますか?」

 

 

 

彼女はすぐに迷いなく答えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人々」の「価値観」が変わった時です。

 

 

 

 

 

 

 

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